Nobu Hotelは世界の和食・寿司ブームの火付け役の一人と言っても過言ではない、日本人シェフ「ノブ・マツヒサ(松久信幸)」がレストランを監修し、様々な国で開業しているホテルです。

マリブのNobuはもうお見事!と言わざるを得ないほど、私のとてもお気に入りのホテルのひとつなのですが、その期待を持って訪れた分、ここショーディッチのホテルは個人的にはそれほど感動するホテルではありませんでした。

もちろん、イギリスのロンドンで日本を感じる面白さなどもあるため、賛否両方あるのかなと思います。

外観が特徴的で、デザインは好みがあるのでなんとも言えませんが、近隣の雰囲気と調和しておらず、ホテルの存在が少し周りから浮いている印象を持ちました。

インテリアデザイナーのRon Arad、建築家Ben Adamsによる日本のモチーフを散りばめたデザインと建築で、スタジオ・ミカが内装を担当しています。

レストランは開放的でスケール感はとても魅力的でした。ただ、ユニークさに欠ける印象を持ちました。日本のスタイルや文化をそのまま取り入れるのではなく、上手く何かとマリアージュさせたかったのだとは思いますが…、それが逆に中途半端に感じてしまいました。

ジャパニーズモダンなデザインは世界中に見かけるほどあり、似てしまうことなども考えると、とても難しいとは思いますが、内装はロビーや客室含めて、期待していた分あまり感動することはできませんでした。

機能性の面から見ても、Nobuのレストランがあるだけで、遊びを含めた付加価値が少ないと感じました。

かなり早いスピードで世界の都市に展開しているNobu Hotel。

TRUNKも国内外での出店を描いている以上、良し悪しをしっかりと学んでいきたいです。

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