スタイリストをしている知人にリコメンドしてもらったホテルのひとつで、私は友人家族と一緒に泊まったのですがファミリーでの利用よりも、ビジネスなど一人で身軽に動くのに最適なホテルだと感じました。
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1948年に伝説的グラフィックデザイナーのアルヴィン・ラスティグとサム・ライスボードが手掛けたホテル「The Beverly Carlton hotel」をリノベーションしたホテルで、かつてはマリリン・モンローも滞在していました。
1999年に、デザイナーのケリー・ウェアスラーとフォトグラファーのジュリアス・シュルマンがヴィンテージ写真をヒントに、1950年代半ばのデザインを表現してリオープンしています。
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ホテルの施設は84室のシンプルなデザインの客室、ブーメラン型のカーヴィーなプール、伝統的なアメリカ料理とヨーロッパ料理を提供するレストラン&バーです。
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レストラン&バーは、小規模なプライベートパーティーに最適なサイズなので、貸し切りになっている時も多いです。
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周辺にあるビバリーヒルズらしい他のゴージャスなホテルとは180度異なる、クールでヒップなホテルです。
デザインや機能もやり過ぎたり行き過ぎたりすると疲れてしまうことがありますが、こちらのホテルは、朝でも夜でも程よいスマートさとリラックス感を備え、「抜け感」があり、疲れることはありません。
ビバリーヒルズのど真ん中に「抜け感」のあるホテルが存在すること自体が、ロサンゼルスらしいというか、上級者というか…。
実は、私たちTRUNKのクリエイティブチーム(TRUNKアトリエ)とこちらのデザイナーのケリー・ウェアスラーは交流もあり、いつか一緒にデザインしたホテルを東京でやろう!と盛り上がっています。
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