香港のチムサーチョイのウォーターフロントに生まれたホテルレジデンス。Artusの名は英語の「Art」とラテン語で「家」を意味する「Domus」の混成語で、2019年にクリエイティブな人々や知識人が集まり、高級さを重視する旅行者向けのホテルレジデンスとして作られました。
K11の創業者のエイドリアン・チェン(父はヘンリー・チェン)は香港の不動産開発会社「New World Development」の執行副会長でもあり、宝飾品会社「周大福」のエグゼクティブディレクターでもあります。ニューヨークの名門「ザ・カーライル・ローズウッド・ホテル」をはじめとしたローズウッドホテルグループも彼らのグループです。
K11グループはアートや伝統、エコや自然などにフォーカスしてサスティナブルな次世代型ライフスタイルの構築を目指し、住宅事業や文化事業、新しいワーキングスペース事業などのイノベーションに挑戦しています。ミレニアム世代と未来を創るためにライフスタイル事業領域に投資するファンド事業もスタートさせています。
K11 Artusは長期滞在者(外国人)向けのホテルサービス付きアパートメントの高級版と言えるでしょう。
レストラン、スパ&ジム、プール、ワーキングスペースもホテル内にあり、 部屋にはバルコニーはもちろん、洗濯機やキッチン、冷蔵庫など、暮らすように旅する長期滞在をする方には必要な設備が充実しています。
日本にもサービスアパートメントはいくつかありますが、それとは一線を画した進化系です。言うなれば理想の家にホテルサービスがあり、かつ新しいワーキングスタイルも兼ね備えているような空間です。
このようなラグジュアリーで、新しいライフスタイルの提案をするようなサービスアパートメントは日本にも今後増えてくる予感がします。
SHARE THIS ARTICLE