私がRosewood Hong Kongを初めて訪れたのは、2019年4月。ホテルが3月に開業したので、オープンして丁度1か月後です。
世界中に積極出店しているローズウッドホテルズ&リゾーツの、中国では4軒目となるホテル。世界16か国で28軒のラグジュアリーホテルやリゾートを展開しているホテルグループです。
それ以前は、香港を訪れた際は必ずと言ってよいほど、The Upper Houseに宿泊していましたが、こちらも常宿候補のひとつとして仲間入りするほど気に入りました。
お気に入りの理由としては、やはり、アンダーズ東京や2019年にオープンしたパークハイアット京都のインテリアデザインなどを手掛けたTony Chi(トニー・チー)のデザインが秀逸だからです。
モダンなデザインに、ミッドセンチュリーをバランス良く織り交ぜて、エレガントに仕上げているのですが、上質さに刺激のスパイスが所々にあるのが何とも魅力的です。
尖沙咀のウォーターフロントに聳え立つだけあり、客室からのビューは圧巻。
「これぞ香港」といった景色が目の前に広がっています。
ここのホテルは、長期滞在者用のレジデンス「ローズウッドレジデンス」も併設しているからか、客室の趣はどこかレジデンス風です。水回りは鏡がふんだんに使われていて、白黒の大理石がなんとも香港らしい。
最新の設備を整えたスパフロアは、ラグジュアリーですが抜け感もあり、とても過ごしやすい空間です。インフィニティプールから一望できる絶景は、客室から望める景色とまた一味違う良さがあります。
ダイニングとバーは、全部で8つありますが、私が初めて訪問した際は、まだ開業後すぐだったので、まだ数店しかオープンしていなかったです。
正統派の広東料理を提供している「The Legacy House」は、内装はエレガントに造られていますが、提供されている料理は、案外リーズナブルです。香港式カフェである茶餐廳(チャーチャンテン)をモダンにアレンジした「HOLT’S CAFE」は、地元香港料理から近隣アジアの料理まで幅広いラインナップを楽しむことができます。
ビクトリアハーバーを眼下に望む好立地なだけあって、昼でも夜でも景色は抜群です。
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