ホテル好き、ライフスタイル感度が高い人であれば、一度は訪れたことがあるホテルだと思います。運営は、2000年代に一世を風靡したモーガンズ ホテル グループです。
2008年に大々的なリニューアルをされる前は、NYのHudson HotelやパリのHotel Brachを手掛けたPhilippe Starckがデザインしたホテルでした。
その頃から評判もよく、地元のヒップスターや世界中から多くのファッションピープルが集いました。
私が初めて訪問した時は、あまりの人の多さに驚いたのと、 美男美女のパーティーピープルたちの間に自分がいることに、とてつもない違和感を覚えました。
宿泊者であることを証明するパスを所持しているにもかかわらず、プールサイドに入る時のチェックには必要以上に緊張しました。
ウエストハリウッドに住んでいた時、友人たちとの待ち合わせや仕事の打ち合わせの際にもプールサイドにある「Sky Bar」を利用していたことをよく覚えています。
その後、2008年にインテリアデザイナーのBenjamin Noriega-Ortizがデザインリニューアルを担当。Starckのデザインビジョンも尊重しつつ、クラシックなアイテムとモダンなインテリアを見事に融合させ、時代に沿ったスタイリッシュで洗練された空間に生まれ変わらせました。残念ながらStarckがデザインした大きな鉢はなくなっていました。(泣)
宿泊をするなら、私は絶対にバルコニー付きのCity View側の客室をオススメします。
ロサンゼルスの街並みを一望することができるからです。
このホテルの出現がサンセットブルバードストリートの価値を高めたひとつのきっかけともいえるのではないでしょうか。
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