2011年から2012年まで新規事業の立ち上げで上海に住んでいたのですが、その際よく打ち合わせで足を運んでいたのがThe Puli Hotel and Spa。
当時はあまり目にしなかった、モダンオリエンタルデザインが話題になったホテルです。上海の中心部にそびえ立つ26階建ての高層ビルですが、静安公園に隣接していることもあり、緑も感じられるいいロケーションです。
客室数はスイート20室含め229室。一番スタンダードな部屋でも45㎡の広さなので、ゆったりとくつろぐことができます。客室からのシティビューは昼も夜もそれぞれ上海の街が一望でき、アーバンリゾートを体験できます。
エントランスは竹とレンガに囲まれて奥まったところにあります。一階は、32メートルもある長いバーカウンターが特徴的な「LONG BAR」が有名で、私が訪れたときも大抵多くの人がそのバーで飲んでいました。
ここのホテルの売りはなんといっても3階にあるスパ。スパの経営はアナンタラがしているそう。欧米からのインバウンドのお客様をターゲットにしているのか、トリートメントのコンセプトは「お茶」。宿泊者であれば無料で使えるジムや室内プールももちろん完備されていて、それなりに大きく雰囲気も申し分ない。
今は上海にもラグジュアリーホテルが増えてきましたがホテル施設内どこにいても雰囲気がいいこのホテルは、当時の中国ではとても珍しく、あらゆる層の人に重宝されていたホテルです。
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