世界有数のリゾートグループ「カペラ・ホテルズ・アンド・リゾーツ」が2009年にオープンした、シンガポールを代表するラグジュアリーホテルです。「2018年、ドナルド・トランプ氏と金正恩氏による史上初の米朝首脳会談が行われたホテル」とい言えば覚えている方も多いのではないでしょうか。

このホテルは本土から離れたセントーサ島にあり、入島するにはパスが必要となります。移動は多少手間がかかりますが、リゾートを訪れたと思えば快適に過ごせます。シンガポールを訪れる前週、姉妹店である Capella Bangkok が The World’s 50 Best Hotels で No.1 に選ばれていたので、このホテルも楽しみにしていました。Capella Singapore に宿泊する際は、ホテル側にクルマでの送迎を頼むことをお勧めします。飛行機を降りてからサービススタッフが案内に付いてくれるサービスも。

広大な敷地にスイートルームとヴィラ含めて全101室。大河・チャオプラヤ川に面するヴィラのベランダすべてにジャグジー付きのプールが備えられ、 客室から臨む素晴らしい眺望に魅了されます。ビーチがあるのも嬉しいです。この春、シンガポールでライブを開催したテイラー・スウィフト（Taylor Swift）も宿泊されたようです。

レストランはマウロ・コラグレコ（Mauro Colagreco）が監修したイタリアン「Fiamma」や、モダンな広東料理が楽しめるミシュラン⼀つ星の「Cassia」があります。この時、私はゲストルームからオンラインミーティングに参加していたので、ルームサービスでハイナンライスをいただきました。

今回のシンガポール滞在の目的は、イギリスのホテルデザイン誌が主催する著名なアワードである(AHEAD)の授賞式でした。非常に栄誉ある最高峰の賞をいただくという記念すべき旅となりました。ゲストルームで緊張しながらスーツに着替えた、あのドキドキ感は今でも忘れることができません。