やはり何と言ってもライフスタイル型ホテルのシグネチャーである、このAce Hotelが誕生した事でホテル業界が大きく変化したことは間違いありません。
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このホテルの出現が、業界全体に与えた影響は計り知れません。
ホスピタリティ業界だけでなく、インテリア業界やファッション業界にまで。
世界中で話題になり過ぎて、一発屋のように見ている人も多いようですが、私は亡くなってしまったAce Hotel創業者のアレックス・カルダーウッドを心からリスペクトしています。
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Ace Hotelの紹介は、
誰に向けて話すかによって異なるんです。
ラグジュアリーホテル好きの人?
旅慣れしている人?
英語を話せる人?
固定概念が嫌いな人?
ここは、僕の視点で紹介させてください。
人は
誰からも好かれたい。
けれど、それは難しい。
私も常に誰からも好かれたい願望が強いタイプ。
こんなにも変人なのに、
それを理解しているのに、
誰からも認められたいし、
多くの人から好かれたいと思っている。
でもそれが難しいと教えてくれたのがこのホテルです。
私のこと、好き?
私が好きな事、知ってる?!
あなたも私の事、好き?!
そんな愛情表現を
自分の好み、タイプの人に
真面目にひたむきに
向き合っているのがAce Hotel。
なので、嫌いな人もいるし
当然好きな人もいる。
「お前が好きなことをやればいいんだよ」って教えてくれたのがAce Hotelですし、今は亡きアレックスには感謝の念しかありません。
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しかし、最近は疑問を感じる点もあります。
海外への展開についてです。
今度日本にオープンする京都の新店は、言語も文化も異なります。
リノベーションを得意とし、繰り返してきたAce Hotelにとって、新築ということも有名建築家とコラボするということも始めての経験でしょう。
今までやったことのないブライダルにも着手するそう。
しかも、商業施設と一体型だという点も気になるところです。
果たしてアレックスが作ったAce Hotelのフィソロフィーはどうなってしまうのだろうか…実に気になる存在です。
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