2019年3月にローズウッドホテルズ&リゾーツの27番目のホテルとしてオープンしたローズウッドバンコクは、市内の中心部プルンチット通りに位置しています。30階建ての見事なビジュアルを誇るラグジュアリーホテルで、Kohn Pedersen Fox Associatesが設計したその現代的なフォルムは、タイの挨拶 “ワイ” (胸の前で手を合わせる仕草)にインスパイアされているそうです。
客室は158室あり、上品な大理石とモダンなガラスを調和させたデザインが特徴。そのうちスイートルームは20室、さらにナラハウス、タラハウス、バナーカーンハウスと呼ばれる高級レジデンススタイルの住宅があり、それぞれ異なるコンセプトのもとデザインが施されています。こちらにはプライベートプールを備えた広大な高層の屋外テラス、最先端のウェルネス施設が備わっています。
ホテルの目玉はルーフトップにあるバーです。エレベーター降りてスピークイージー的なホワイエにある扉を開けると天高のあるバー空間が現れます。DJブースがあるダイニングエリアとバーカウンタースペース、リビングエリアに分かれていて、今ローカルに最も人気な場所なのでいつ訪れても満席でした。
リビングエリアの奥にある螺旋階段の上にはシガースペースがあります。当初はシガーバーにする予定だったようですが、計画途中で喫煙所に変わってしまったそうです。
プールはモダンなデザイン。職業病で空間のレイアウトが気になってしまい、ジムとヘルシーレストランに挟まれている点が落ち着けなかったです(泣)。会員制になっていてラウンジスペースとして使うイメージなのでしょうか、プール周りはベッドが少ないのが残念でした。
レストランはというと、朝食は満席だけど夜は比較的空いている印象があります。日本も同じことが言えますがバンコクは街中に美味しい飲食店が多いので、ホテルのレストランは何処も苦戦しているように感じました。
いよいよ今年、日本初のRosewoodが宮古島に開業ですので楽しみにしています。
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