今回ご紹介する Soho Werehouse は、ダウンタウンの中でも難しい立地と思われる工業地区に位置し 1916 年に建てられた、もともとは工場だった建物を利用しています。1970 年代にはアーティストのためのロフトやレコーディングスタジオとして使われていた過去もあります。その建物やデザインの良さを活かして、Soho House のデザインディレクターであるCandace Campos がオリジナルの建築資材などを上手にデザインディレクションし、2019年 10 月にホテルとしてオープンしました。
コロナがなければもっと早くに訪問していた、気になるホテルのひとつでもありました。

7 階建てのレンガ創りの建物には 48 室の客室と、メンバー向けのジムやラウンジ、その他ルーフトップレストランやプールなどがあり、施設面でも充実しています。エントランスのホワイエにはストリートアートが残されていたり、最上階にはローカルアーティスト PaulDavies の壁画があったり、地元の芸術作品が各エリアで見ることができるのもこのホテルの楽しみ方のひとつだと思います。

今回我々がお邪魔した際、Soho Warehouse のスタッフがプレゼントを部屋に届けてくれたのですが、その中身はロサンゼルスで手に入れるのは困難であろう煎餅やわらび餅などでした(笑)。そのユーモアさやお客さまにあわせたコミュニケーションがさすがと思わせるサービスに感じました。

また Soho House グループと言えばループトップの雰囲気づくりの上手さが特徴です。
今回の Soho Werehouse のルーフトップも毎日ゲストで賑わっていました。ぜひ宿泊体験としておすすめしたい場所ですが、ルーフトップのラウンジやプールエリアはメンバーの方々にも人気で席が埋まり易いのでご注意を。工業地区だからこそ周りには高い建物が少なく、この場所ならではの景色を楽しめるのではないかと思います。

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