TRUNKらしさをかたちづくるのは、多彩な個性を持つメンバーの存在。なぜ彼らはTRUNKで自分らしく働くことができるのか。一人ひとりの今にスポットを当て、掘り下げます。今回は、TRUNK(KITCHEN)で働く田中緋紗子を紹介。 自ら他部署のサポートを申し出るなど、常に献身的な姿勢の彼女に、どのような想いで働いているのか語ってもらいました。

TRUNKのことを最初に知ったのは大学4年生のときです。TRUNK BY SHOTO GALLERY (TRUNKのグループ会社T&Gが運営するウェディングを中心としたマルチファンクションスペース) でギャルソンのアルバイトをはじめたのですが、アルバイトなのにどんどん仕事を任せていただけるし、一緒に働く社員の方が独創的な方ばかりで、働くのがとても楽しくて。その頃、TRUNKブランドでホテルをオープンすることを知り、自分も関わりたいと思っていました。ただ、そのときは既にあるウェディング会社に内定していたので、大学卒業後は一度そちらに入社しました。

でも、時間が経ってもTRUNKのホテルに対する興味がどうしても無くならなくて。TRUNKが新しい事業を創造し、育てていく過程に自分も関わりたい思い、TRUNKへ入社しました。入社後しばらくはウェディングのセールスを経験し、昨年の4月にTRUNK(KITCHEN)へ異動となりました。

複数の部署を経験したことが自分の強みに。

異動は自ら志願しました。ウェディングの仕事にはやりがいがあったのですが、自分のキャリアを考える上で、せっかくホテルで働いているのだから他にも何か強みがほしいと考えて。幅広い経験を積むことが、自分の将来にとっても会社にとっても、プラスになると思いました。

異動してまだ日が浅いのですが、複数の部署での経験を活かしながら、日々挑戦しています。もともとTRUNKは部署の垣根なく連携が取りやすい文化ではあるのですが、私は複数の部署を経験したことで、より他の部署に相談しやすいし、相談されやすいのかなと思っています。

先日は、以前所属していたウェディング課から相談がありました。ブライダルでは、一般的にお打ち合わせ開始は式の半年程前で、お申込みから初回のお打ち合わせまで少し間が空いてしまいます。ウェディング課では、そうした期間にもTRUNKにお越しいただいてご夫婦の気持ちを盛り上げるために、合同説明会を開催しているのですが、その会をより充実したものにするためTRUNK(KITCHEN)でも何か出来ないか?といった内容でした。

TRUNK(KITCHEN)にお招きし、お食事を楽しんでいただく機会を設けたのですが、その最後に「工夫」をしました。TRUNKで挙式されるご夫婦には、お申込のその日から生涯施設内のサービスを割引価格でご利用いただける特典があります。合同説明会にお越しいただいているご夫婦は、すぐにでもご利用いただける特典です。もちろん、この特典は式場見学時にも案内しているのですが、TRUNK(KITCHEN)で食事をされた直後に再度ご案内をすることで具体的な利用シーンが浮かび、もっとご活用いただけ、TRUNKに訪れていただくきっかけになるのではないか?と考えました。
例えば、TRUNK(KITCHEN)では個室を無料でご利用いただける特典を用意しており、この2つの特典を組み合わせることで「両家顔合わせ」や、「会食」など様々なシーンでご利用いただけます。ご案内の際には、具体的な「利用シーン」をイメージしていただけるよう、社内のアトリエチームとも連携してブローシャーを作成しました。実際にここでの案内をきっかけとして、多くのご夫婦にご利用いただけるようになったと感じています。

自分の「サポート気質」を最大限生かせる環境。

日々の仕事の中で、ちょっとした気付きはたくさんあります。特別気を配っているというより、自然と気がつき、自然と手が動いているといった感じです。根本的に「サポート気質」なのだと思います。先に述べた学生時代のTRUNK BY SHOTO GALLERYでのアルバイトでは、アルバイトリーダーとして、新しく入った後輩が早く仕事を覚えられるように、またサービスクオリティを担保できるように、社員の方や歴が長いアルバイトの方にウェディングのサービスの知識をヒアリングしながら「基礎マニュアル」のようなものを作成したりしました。

その気質は今も変わらず、「会社のため」「チームのため」「お客様のため」に何ができるかを常に考え、必要と思うことは全て実行するよう努めています。TRUNKがありがたいのは、そうした個人の「工夫」を歓迎してくれること。会社によっては、何を決めるにも上司の承認が必要で、現場の社員が一人で判断できることは限られていると聞きます。万が一失敗してしまった時には責任問題になるとも聞きます。しかし、TRUNKでは失敗そのものが責められることはありません。失敗してもそこから何かを学び、次に活かせるのであれば良いという文化なので、個人がチャレンジしやすい。好奇心が強く、どんどんアクションを起こしたいタイプの自分には合っていると思います。周囲にそういう仲間がたくさんいるのも、行動を起こしやすい理由になっていると感じています。

会社と人が好きだから、貢献したい。

「会社のため」とよく口にするので、どうしてそう思えるのか周りから聞かれることがあります。私にとっては、自然と湧いてくる気持ちなので、深く考えたことはなかったのですが、あえて答えるなら「TRUNKのことが好きだから」なのだと思います。結婚式を挙げようとしている友人に式場の相談をされたときも、真っ先にTRUNKを勧めてしまいます。実際に何人もの友人が式を挙げてくれました。友人曰く、仕事ではなく本気で勧めているのが分かるそうで、じゃあTRUNKも見てみようかなと思えるのだそうです。

なぜTRUNKが好きなのかを突き詰めていくと、一緒に働いている人たちが好きというのが大きいですね。他の人とは違う発想をする人が多くて、何を考えているのか、次に何をするのか、一緒に働くことで日々勉強になります。今は、こんなに素敵なスタッフが沢山いて、素敵なものを生み出しているTRUNKのことをもっと多くの人に知ってもらいたいというのが一番のモチベーションかもしれません。

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