TRUNKらしさをかたちづくるのは、多彩な個性を持つメンバーの存在。
なぜ彼らはTRUNKで自分らしく働くことができるのか。一人ひとりの今にスポットを当て、掘り下げます。今回は、宴会部 フラワー課の大蔵智己を紹介。積極性を持つことの必要性や、企画提案の楽しさについて語ってもらいました。

TRUNKでは、主にウェディングや企業のイベント、ラウンジや宿泊部屋など、館内のお花の装飾デザインを手がけています。日々行われる、あらゆるイベントの装飾を担当しているので、求められる装花デザインも様々です。そのお陰で、自身のクリエイティビティの幅も広がり、毎回刺激を受けることができています。

常に“知りたい欲求”を持って行動する。

TRUNKに入る前の自分は、受け身な仕事が主体で悶々としていました。TRUNKは、これまで働いてきたどの職場よりも理念がしっかりあって、「世の中をこうしたい!」という想いをもって働くことを、会社から全力で応援されているのを感じます。それは、身の回りの全ての出来事を、常に「主体的」に考える原動力となり、前のめりな姿勢とアクションにつながっています。

例えば、外部の方のプレゼンを聞くような会議では、Q&Aの時間が設けられている場合がありますよね。そんな時は、プレゼンを聞きながら「何か質問できることがないか」って勝手に焦ってます。出席している以上、やっぱり爪痕は残したいじゃないですか(笑)

自分にとって、「なに?」や「なぜ?」といった“知りたい欲求”を持つのは大切なこと。いつでも、当事者としてその場にいたいんです。

好奇心が、創造力の幅を広げ、自身の価値を高める。

社外のワークショップやセミナーにも積極的に参加するようにしています。
東京での生活は2回目なのですが、ホテルやお花の業界に限らず、さまざまなマーケットに目を向けてみると、東京は、本当にたくさんの情報に溢れていると改めて感じます。だからこそ、せっかく東京にいるのであれば、未知の分野に身を投じていきたいなと思っています。

その中でも、選挙について考えるワークショップや、ゴミを出さない経済循環を提案し、サスティナブルな社会の実現を目指すプロジェクトのイベントなど、これまで通ってこなかったジャンルのイベントには、あえて参加するようにしています。
そうすることで、自分にない情報や人生観を持つ人たちに出会うことができ、その交流から、新たな発見やアイデアがたくさん生まれてくるんです。



仕事とプライベートを分け隔てなく、何事にも好奇心を持ってアクションをとることが、最終的に、創造力の幅を広げ、自身の価値を高めることに繋がると思っています。

通常ならできないこと、常識ならダメなことも、TRUNKならできる。

TRUNKは、主体的に新しいことを提案し実行できる環境。自身が望めば直接的に関与できるのが本当に面白いです。イベントを自らコーディネートすることで、人と人がどんどんつながって、その先に新しい化学反応が起こると何より嬉しい。そのキッカケを創出することで、自分の存在価値を再認識できます。

ソーシャライジングフラワーマーケット(*1)の提案もそのひとつです。
長くお花の現場で働いてきて、以前から装飾した後のお花が大量に破棄されていくことに疑問を抱いていました。蕾が開ききってはいるものの、まだ飾れるんですよね。そこで、まだ残っている花の魅力を最後まで楽しんでもらえないかと思い、アクションをとりました。

具体的には、TRUNK(HOTEL)内の装飾で一度使用したお花を、お客様にはご理解いただいた上で販売させていただく。お花のアップサイクルをテーマにしたフラワーマーケットという取り組みを提案しました。従来のお花屋さんでは、品質重視であるがゆえに、一回使ったお花を売るなんてことはなかなか考えにくいと思いますし、勇気のいることだと思います。
でもTRUNKは、一見常識的に考えてNGが出そうなことも、頭ごなしに否定されない懐の深さがウリなんです。実際このソーシャライジングフラワーマーケットも絶対に実現できる自信がありました。

前提に「自分のこと」としてとらえるから積極的に動ける。なので、自分がしていることは、自身のフィールド内でまず行動に移し、それにチームや会社のみんなを巻き込んでいる。ただそれだけなんです。
これからも、東京という場所でたくさんのインスピレーションを吸収し、お花をつうじて世の中にない新しいモノやコトを生み出していきたいです。

もし何か会社に良い変化を与えられるのであれば、積極的に声に出して行動に移さないと、ここではもったいないと思うので。

*1
ウエディングなどで使用した通常では破棄されてしまう装花を、フローリストがブーケにして生まれ変わらせ販売する、TRUNK(STORE)で毎週月曜日に開催するマーケット。

開催情報はTRUNK(HOTEL)のOfficial Instagramアカウントで配信中
@trunkhotel

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